国旗もレゴも、微笑ましい

高校生がレゴ人形を“宇宙”に打ち上げた。

カナダの高校生2人が、ブロック玩具のレゴ人形を“宇宙”に打ち上げた動画を、25日から公開し、話題となっている。

トロントに住む17歳のマシュー・ホーくんとアサド・ムハマドくんは、気象観測用風船(直径7メートル)にヘリウムを入れ、レゴを乗せた“宇宙船”を自作。
カメラや位置観測用GPS搭載の携帯電話、パラシュートを付け、打ち上げた。

レゴは一時、行方不明になったが、GPS信号が回復し、打ち上げ地点から120キロ離れた場所で回収に成功。推定到達高度25キロで、厳密には宇宙ではなく成層圏に当たる。
映像には、丸みを帯びた地球をバックに“宇宙遊泳”するレゴの様子がハッキリ映っていた。青い月をとらえたシーンもある。

市販の材料で使い、費用わずか400ドル(約3万700円)で快挙達成となった。